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新幹線開業初期（昭和39～40年の1年のみ）の「B特急券」3枚セット（A型硬券）

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『新幹線開業初期（昭和39～40年の1年のみ）の「B特急券」3枚セット（A型硬券）』はYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でから出品され、566の入札を集めて12月10日 06時 55分に、6,084円で落札されました。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。即決価格は6,084円でした。三重県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークションでした。

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これらは、昭和39年10月に東海道新幹線が開通した直後の1年間のみ使用された様式の券です。

開業当初は減速運転で、超特急の「ひかり号」でも、東京～新大阪間は所要時間4時間での運転でした。
この時期、本来の3時間10分運転でのスピードではない、ということで暫定的な特急料金が設定されていました。
超特急「ひかり号」は「B料金」、「こだま号」は「C料金」と設定されていました。
翌年10月には、3時間10分運転にスピードUPされましたが、このとき結局A料金という区分はできず、「ひかり号」「こだま号」別の料金設定とされ、このBやCという表示はなくなりました。

結局、「BやCという区分表示のある券は、開業後1年間のみ使われた貴重な存在」ということになります。
また、この時期の新幹線特急券の「裏面」には、本来1等にのみ表示される「英文表示」が、新幹線特急券には１等２等問わずすべてに表記されているなど、新幹線がいかに特別な存在であっかが分かる貴重なものだと思います。

この当時の様式の券3枚セットです。
1枚には「折れ」があります。また、別の1枚は〇職（職員割引を示す）のスタンプ押印されています。残りの1枚は地紋もしっかり残っている状態も良い券です。

なお、開業当初は「全席指定」でした。
（のち、区間運転の「こだま号」にのみ自由席が設定されています。こちらも独特の様式の券があります。）

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